杭州湾鉄橋のイメージ図 今日までのところ、世界のすでに完工した鉄橋または建設中の鉄橋の中で、杭州湾鉄橋はもっとも長いものである。杭州湾鉄橋は浙江省海塩県から、広大な杭州湾の水面をまたがって、寧波慈溪市の水路湾まで延びるもので、全長は36キロ、鉄橋の長さは35.673キロ。その中心部分の工事は2003年に着工され、2007年に全線貫通し、2008年に完工する。そうなると、浙江省の寧波から上海までの陸上距離は120キロ縮小することになる。 杭州湾は中国で改革開放が最も活況を呈し、経済のもっとも発達した長江デルタの一端に位置する。杭州湾鉄橋の建設は、寧波、嘉興の経済発展にとってのメッリトは言うまでもなく、杭州、紹興、台州、舟山、温州など周辺地域ひいては長江デルタ南部地域のトータルの経済発展にも戦略的意義がある。同時に、この鉄橋が完工されると、上海の果たす牽引力的役割がいっそう強化され、浙江省の総合的競争力もさらに強められることは間違いない。 ?チャイナネット?2006年11月23日 |