情報産業部電気通信研究院の楊沢民院長がこのほど中国のケイタイ電話文化の健全化に関するシンポジウムの席で明らかにしたところによると、2006年の中国の電気通信付加価値業務の市場規模は急速な伸びを示している。 今年9月末の電気通信業務付加価値業務の市場規模は1210億元以上となり、うち情報サービス収入は約727億元で、60%を占めるに至り、前年同期比42%増という大きな伸びを示している。モバイルサービス?ユーザーの非音声通信業務への認知度は90%に達し、モバイルサービス?ユーザーの80%はショートメッセージ、ピクチャー?着メロのダウンロード、ケイタイ電話ゲームなどの付加価値サービスを利用している。モバイルサービス?ユーザーのモバイル通信にかける費用は月平均50~80元、非通話料金費用の割合は25%となっている。 楊沢民院長は、ショートメッセージの送受信、ケイタイ電話によるインターネット利用、ピクチャーダウンロード業務、個性化着メロやマルチメディアメッセージなどの業務の規模も引き続き増大すると見ている。 エコケイタイ電話文化の推進が産業環境の浄化につながり、通信産業の持続可能な発展にもプラスとなり、それはまた中国の調和社会の建設の重要措置でるため、楊沢民院長は健全なケイタイ電話文化の建設に力を入れるよう呼びかけている。 「チャイナネット」2006年11月24日 |