外交部の定例会見で7日、姜瑜報道官が質問に答えた。 ――中国とアフリカが構築する新たなタイプの戦略的パートナーシップは、中国と他の国?地域との戦略的パートナーシップと何が異なり、どんな新しい意味があるのか。 「中国?アフリカ協力フォーラム」北京サミットが、ちょうど成功裏に閉幕した。今回の会議は、中国とアフリカが団結と協力を一層強化し、世界の平和と発展を促進する上で、重要な意義があった。対アフリカ協力の強化は、決して今日に始まったことではない。アフリカ諸国との友好協力関係の強化と発展は、中国の独立自主?平和外交政策の重要な構成要素だ。中国とアフリカの友好関係が、50年間の激しい国際情勢の変化による試練を耐え抜くことができたカギは、真実の友好、平等な対応、相互支持、共同発展の原則を、双方が終始貫いてきたことにある。 中国は最大の発展途上国であり、アフリカは発展途上国が最も集中する大陸だ。中国とアフリカの人口を合わせれば、世界の総人口の3分の1以上になる。中国とアフリカの発展なしに、世界の平和と発展はない。中国とアフリカの新たなタイプの戦略的パートナーシップの構築は、双方の協力の内在的な必要であるとともに、世界の平和と発展の促進に向けた必然的なニーズでもある。われわれは、こうした関係は中国?アフリカ双方の根本的利益にプラスであるだけでなく、世界の平和と発展の促進にもプラスであると考える。 「人民網日本語版」2006年11月8日 |