このほど北京で行われた「2006年中国の食物と栄養ハイレベルフォーラム」において、国家食物及び栄養諮問委員会の専門家たちは、世界で、国際自然医学会によって「長寿の里」と認定された5ヵ所のうち、二つは中国にあり、それぞれ広西チワン族自治区の巴馬と新疆ウイグル自治区のホータンであることをあきらかにした。 巴馬ヤオ族自治県は広西盆地と雲南―貴州高原の接点に位置し、5つの「長寿の里」の中で、唯一の長寿のお年寄りの人数が絶えず増えているところである。巴馬の人々の食生活の特色というと、低カロリー、低脂肪分、低塩分、ビタミンと繊維素の含有量が多い食物の比例が圧倒的に多いこと、毎日の三食のうち、二食はお粥であることなどが挙げられている。そして、新疆のホータンのライスウ村の地元住民の食生活は、穀物と野菜を主とし、その比例は77.3%にも達する。 専門家たちは、長寿のお年寄りたちの食生活の特色を要約し、長寿の「秘訣」をまとめた。1)植物性の食べ物を主とすること。2)植物性の食べ物と動物性の食物の合理的な配合を重視すること。3)カロリーを適当に摂取し、たんぱく質の構成を合理的にすること。4)脂肪の摂取量を減らし、構成を合理的なものにし、塩分の摂取を控えること。5)鉱物質の摂取を重視し、酸性とアルカリ性の食物を合理的に配合すること。 「チャイナネット」2006年11月13日 |