唐家璇国務委員は13日午前、中国文学芸術聯合会の第8回全国代表大会と中国作家協会の第7回全国代表大会に出席する代表らと面会し、国際情勢と中国外交について次のように説明した。 国際情勢は依然として大変動、大調整の時期にあり、さまざまな矛盾が相互に交錯し、複雑に錯そうしている。中国が発展を続けるにともない、中国と世界の結びつきは一層緊密化し、融合は深まり続け、「中国ファクター」は国際関係の構造変化を引き起こす重要な要素となり、国際問題における中国の地位と影響は著しく高まっている。これと同時に、中国の発展は多くの複雑な外部要素に直面しており、対外事業にはチャンスもあれば、試練もあり、任務は輪をかけて困難であることにも目を向けなければならない。われわれは、国際情勢の発展と変化における新たな特徴と動向を、全面的?科学的に正確に把握し、各事業において国内?国外の両大局の統合的な計画を堅持し、良好な国際環境と有利な周辺環境の構築に努め、小康社会(いくらかゆとりのある社会)の全面建設に服さなければならない。 われわれは確固不動として平和発展路線を歩み、平和な国際環境の獲得による自己発展、自己発展による世界平和の促進に努め、主に自身の力と改革革新によって発展を実現するとともに、対外開放を堅持し、平等互恵を基礎に世界各国と交流?協力し、相互利益と共同発展を実現しなければならない。調和世界の構築推進を堅持し、各国が社会制度と発展路線を自ら選択する権利の尊重を唱え、世界の多様性と発展モデルの多様化を守り、国際問題に対する各国の平等な参与権を確保し、国際紛争?衝突の対話と交渉による解決を奨励し、地域と世界の経済協力を推進し、世界経済の調和的発展の実現を促し、異なる文明間の調和的進歩を実現しなければならない。 「人民網日本語版」2006年11月14日 |