中国はこれまでに、シンガポール、米国メリーランド、英国のケンブリッジとマンチェスター、ロシアのモスクワの5カ所に海外科学技術パークを建設した。全国科学技術外事工作会議で30日、発表された。 中国科学技術部の徐冠華部長は、世界との科学技術協力について次のように述べる。 中国企業の「走出去(海外進出)」戦略の実施、および海外市場の開拓にとって、国際的な科学技術協力がまさにその先導役となっている。 「第11次5カ年計画(2006~10年)」期間中、中国は国際科学技術協力を通じて世界の知識リソースをフルに活用し、先端技術を扱える人材も多く集めるだろう。中国は今後一定期間にわたり、世界の科学技術発展の最先端で活躍する科学者を呼び込み、重点研究開発分野では国家の枠を越えた発展を実現するだろう。より有利な条件を整え、海外に留学した人々や華人たちが中国で創業し、国に貢献できるようにしなければならない。 「人民網日本語版」2006年12月3日 |