万鋼?科学技術部長はこのほど湖北省武漢市で開催中の「中国科学技術協会年次総会2007」に出席し、第11次5カ年計画（2006～10年）中に「科学技術省エネ?排出削減プロジェクト」を実施して、重要な省エネ?排出削減技術の大々的な普及と、省エネ?排出削減のための先進応用技術の重点モデルとしての普及を図り、重点業界?重要区域で差し迫って必要な省エネ?排出削減のコア技術?共通技術を攻略するために、政府が100億元の科学研究予算を計上し、社会全体から500億元を調達するという行動プランを、科学技術部が策定したことを明らかにした。

同プロジェクトは、都市化の加速がもたらす深刻な試練に着目し、都市の建築物と建材?都市廃棄物の総合管理?ゴミ発電?排気ガスなど、重点分野の先進応用技術を早急に掌握し、「都市省エネ?排出削減監視システム」の構築を加速し、省エネ型で環境にやさしい都市の建設と発展を全面的に推進するとしている。

農村における省エネ?排出削減も厳しい状況にある。このため、農業廃棄物の総合利用技術の研究と普及の強化に力を入れ、メタンガスなど農村における新エネルギーを推進し、農業による汚染物質の排出を削減し、農村の汚染の改善を図る方針だ。

「人民網日本語版」2007年9月12日