中国山西省にある応県木塔は、世界で最も高くて最も古い木造の仏塔として、5日、落成950周年を迎えます。 山西省太原理工大学の李世温教授によりますと、1056年に立てられた応県木塔は、高さ67.31メートルで、世界中の木造の塔の中で、最も高いということです。1000年近くの歳月を経ても、精巧な力学と建築構造で建てられているため、地震などの自然災害にも耐え、完璧な状態で保存されています。 9層の塔内には、奥深い仏教の経典が収蔵されています。現在は、世界遺産の候補として注目されています。 「CRI」より 2006/09/05 |