中国は3日、「長江沈泥公報」を発表しました。それによりますと、去年、中国第一の大河である長江の沈泥含有量は、これまでの平均値と比べて、引き続き大幅に減少しているということです。 公報よると、「長江の上流と中流の水土流失防止プロジェクトは、長江に入る沈泥を減らした。これにより長江上流で水土流失が最も深刻な地域においても、水土流失の増加を減少へと変えた」と述べています。 長年、自然と人為的な要素の影響を受けて、長江上流と中流の水土流失が激しくなり、生態環境は悪化していました。1988年、中国は長江の上流地域で水土流失防止プロジェクトを実施しました。ここ5年、水土流失防止の面積は2万1000平方キロに達し、地元の生態環境や農業の条件を大いに改善しました。 「CRI」より 2006/09/05 |