日本の特定非営利活動法人?日中友好市民倶楽部はこのほど天津外国語学院で、経済支援を必要とする成績優秀な学生に対し、年額4千元の奨学金を支給する事業を創設した。13日には奨学生の選考を行い、成績と家庭状況の考慮、日本語?英語での面接などを経て、大学が推薦した8人から日本語専攻2人、英語専攻2人を選抜した。専攻を担当したのは日中友好市民倶楽部小野寺健理事長、南開大学外国語学院王健宜院長、南開大学日本研究院楊棟梁院長。 授与式も同日に行われ、天津外国語学院修剛校長、国際交流処張金桐処長、日本語学院李運博院長、英語学院梁恵琴書記らが列席、奨学金創設を契機として更に交流を深めることで中日双方が合意した。 「顔と顔の見える市民交流」を実践する日中友好市民倶楽部これまで、河北省、河南省、吉林省、山東省で小?中学生に学費援助を行っている。今回の大学生への奨学金支給は、北京第二外国語学院日本語専攻に次いで2番目の事業となる。 「人民網日本語版」2006年9月15日 |