13日に公表された『「第11次5カ年計画」期における文化発展の企画要綱』の中で、中国は対外文化貿易制度を改善し、輸出志向の文化企業を積極的に育成していくことが明らかになった。詳細は次の通り。 中国の民族的な特色に富む文化芸術、公演、展示会、映画、ドラマ、アニメ、出版物、民族舞踊、サーカスなどの作品やサービスの輸出を重点的にサポートし、アニメ、ゲーム、電子出版物などの新興文化製品の国際マーケットへの進出を促す。国有文化企業に対外文化貿易の分野での先導的な役割を果たさせ、投資者の多様化を促し、競争力のある文化企業や文化グループの育成に力を入れていく。 また、公演、展示会、ラジオ、映画、テレビ、新聞、出版などの諸分野の対外文化仲介機構の発展を積極的に促す。国内の文化企業と世界の著名な公演、展示会、映画、出版分野の仲介機構やブローカーとの協力をサポートし、規模化、ブランド化に向けて発展させる。 春節、国慶節(建国記念日)、国交締結日などの重要なお祭りや記念日を利用し、ハイレベルの対外文化交流活動を催す。友好都市間の文化交流を強化し、対外文化協力を積極的に展開させる。文化年の相互開催、中国文化祭や文化週間の海外での開催などに引き続き力を入れ、関連の国際ルールの制定に積極的に参加し、世界文化の多様性を守っていく。 ラジオやテレビ番組の海外での受信面を拡大し、民間交流協力の分野を開拓し、営利的な展示会や公演、映画の放映会や文化製品の販売を拡大し、哲学?社会科学の分野の国際交流を強化し、学者間の交流メカニズムを構築し、文化の海外PR事業を、外交、対外貿易、国際援助、科学技術、観光、スポーツなどと結びつけ、展示会、公演、放映会を製品の販売と結びつける。 映画?ドラマ、出版物、文芸公演などの三つの国際販売ネットの構築に力を入れる。条件に合致した文化企業の国際市場開拓をサポートする。 「チャイナネット」2006年9月15日 |