2006年中国国際酒業博覧会が1日、北京で開幕した。この席で、2005年の中国のビール生産量が3千万トン以上になり4年連続で世界一となったことが発表された。一人当たりの年間ビール消費量は24.2リットルだった。 中国醸酒工業協会の王延才理事長によると、中国は世界最大の酒類生産?消費国で、2005年の生産量は世界の5分の1を占める3800万トンに上ったという。王理事長は中国酒造業の現状をこう説明する。「産業構造の調整により、中国白酒(パイチュウ)の生産量は減少しており、低アルコール白酒が白酒総生産量に占める割合は80%に上っている。ビールの生産量は4年連続世界一で、低濃度、低色沢、薄味、多種化などの傾向が見られる。ワインはここ数年にわたり2けたの成長を持続している。紹興酒は地域的境界を突破し、北方地域に入ってきた」。 中国で一定以上の規模を備えた酒造工場は数千カ所あり、200万人が関連の仕事に従事している。2005年の生産額は4千億元を超えた。 「人民網日本語版」2006年9月4日 |