中国の薄煕来商務相は5日北京で、「中国政府は、知的所有権保護問題を充分に重視している」と述べました。 これは、薄煕来商務相が中国のWTO加盟5周年を祝う晩餐会で述べたものです。 中国がWTOに加盟してから5年、中国の対外貿易総額は絶えず増えてきましたが、外国からは、中国政府の知的所有権保護の情況に対する疑問の声も聞かれています。 薄煕来商務相はこの晩餐会での挨拶で、「中国の司法部門は知的所有権侵害行為に対する処罰に力を入れている。ここ数年、中国がこの侵害行為を処罰した案件数は年々増えており、2001年から現在までに、毎年100万件あまりの侵害案件を処理した」と述べました。 伝えられるところによりますと、中国は40万人あまりの知的所有権侵害を取り締まる専門要員を養成したばかりでなく、外国、とりわけ欧州諸国やアメリカの先進的ノウハウを学んでいます。中国商務省は今年、全国の35の都市に知的所有権侵害行為を摘発するセンターを設置しました。 「CRI」より 2006/09/07 |