「中国高校生第1期長期招へい事業」に参加する中国の学生32人が7日午前、北京を離れ日本へ飛び立った。6日夜には、中国教育部と日本の国際交流基金会が主催する壮行会が行われ、在中国日本大使館の宮本雄二大使が挨拶を述べた。 在中国日本大使館の宮本雄二大使 今回の長期招へい事業は、中日関係の未来を担う両国の青少年同士の交流を深めるために中国教育部と日本の国際交流基金会が今年から実施する「中日21世紀交流事業」の中の「心と心をつなぐ、高校生長期招へい」プロジェクトだ。第1回目の今回は山東省、江蘇省、吉林省、遼寧省の4省から32人の学生が集まった。訪日学生は日本到着後、日本の外務省と日本企業を訪問し、東京で短期間の見学、調査を行う。その後、それぞれ日本各地の受け入れ校に向かい、各自学校の寮やホームステイ先で約1年の留学生活を送ることになっている。 学生たちは出発を前に、これから始まる新生活と学習環境に対して、好奇心と期待にあふれていた。彼らは高校2年生ながら、すでに4年間日本語を勉強し、基礎的な交流ができるほか、日本の社会や歴史についても学んでいる。 「人民網日本語版」2006年9月8日 |