中国?ロシア経済特区提携作業チームは8日、厦門(アモイ)で第1回会議を開いた。中ロ両国の代表者が経済特区に関する両国の提携をめぐる問題を議論した。双方は提携関係の継続、経済特区の設立?管理ノウハウの共有、コンサルティングや人材教育事業などを行うことで合意した。また、中ロ経済貿易委員会分会の下部組織として経済特区提携作業チームを組織し、双方のこの分野での協力を強化していくことが決まった。 ロシア側は、中国企業がロシアの経済特区に投資し、生産?加工、研究開発、インフラ建設を行うことを歓迎すると述べた。 双方は会議の最後に、今回の会議議事録と中ロ経済特区提携作業チーム規約に署名した。中国商務部の陳健部長助理(次官補に相当)は「中国はロシアの経済特区設立事業に注目している。両国の投資協力に良い環境を作り出すため、ロシアには特区の選定と建設を早めると同時に、条件の整った他の地域でも一定の優遇政策を実施する方向で検討を進めてもらいたい」と述べた。 「人民網日本語版」2006年9月11日 |