賈慶林?全国政治協商会議(全国政協)主席は12日、東京で河野洋平?衆議院議長と会談し、親しく友好的に言葉を交わした。 賈主席は河野議長が長年にわたり中日友好の推進に尽力してきたことを称賛。「中日関係は現在、全般的に言えば改善と発展の良好な局面を呈している。これは河野議長を含む両国の友好人士が困難を克服し、たゆまず努力してきたことと切り離せない。中日関係は今まさに新たなスタート地点にあり、さらなる発展に向けた重要なチャンスを迎えている。中国は日本側と共に、政治的な相互信頼を増進し、実務協力を深め、共通利益を拡大し、『中日共同声明』など3件の政治文書に確立された重要な精神と原則に従い、歴史など重要で敏感な問題を適切に処理し、中日関係の健全で安定した前向きな発展を促していきたい」と述べた。さらに、台湾海峡情勢、および台湾問題における中国の原則的な立場を説明した。 河野議長は賈主席の訪日を熱烈に歓迎。「今年は日中国交正常化35周年にあたり、これは双方が共同で祝賀し、記念するに値する。日本の国会と各界は中国との交流?協力を強化し、日中関係の一層の前進を促すことを一様に希望し、また支持している」と述べた。河野議長はまた、台湾問題における中国の立場に理解を示した。 「人民網日本語版」2007年9月13日 |