日本外務省は11日昼、東京で中国の高校生代表団の友好訪問を歓迎するレセプションを開いた。安倍晋三首相の昭恵夫人、外務省の浅野勝人副大臣、在日本中国大使館の孔鉉佑駐日臨時代理大使などがレセプションに出席した。 浅野副大臣は中国の高校生に対し、「訪日期間中、日本の高校生と幅広く交流をして、日本人と日本社会への理解を深め、今後の日中友好関係を発展させる橋渡しとなってくれるよう願う」と述べた。昭恵夫人は「滞在中に日本人と心を開いて交流し、よい思い出を作ってほしい」と述べた。孔臨時代理大使は「安倍首相夫人がレセプションに出席されたことは、中日青少年の交流が重視されていることを意味している。中国の高校生たちには、今回の訪日という貴重なチャンスを生かして、多くの日本人学生と交流し、日本人と日本社会を理解し認識するとともに、日本人に発展する中国の姿を紹介し、中日友好の使者となってもらえるよう期待する」と述べた。 代表団のメンバーは福建、貴州、吉林、遼寧、湖南、上海などから集まった高校生で、10日に日本に到着した。日本政府が「日中21世紀交流事業」に基づいて策定した、中国の高校生1100人を日本に招く計画のうち、今回は短期受け入れの第3陣となる。9日間にわたる訪問中、それぞれ愛媛、岡山、兵庫、京都、大阪などの各府県を訪ね、日本人家庭にホームステイし、日本の高校生と友好交流活動を行う。 「人民網日本語版」2006年10月13日 |