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北京市民の幸福度 都市部よりも郊外居住者が上

投稿時間:2007年08月08日閲覧数:
北京市統計局と国家統計局北京調査総隊はこのほど、北京市における社会の調和指数の統‥

北京市統計局と国家統計局北京調査総隊はこのほど、北京市における社会の調和指数の統計結果を初めて発表した。それによると、市民の46.9%が北京は調和のとれた社会だとしている。北京の日刊紙「京華時報」が伝えた。

市統計局の于秀琴報道官によると、社会の調和指数は貧富の差、刑事事件数、失業率、交通渋滞、幸福度などの指標を総合して計算したもの。

市統計局は今年7月、「国民の主観的幸福度」をテーマとする世論調査を18歳~70歳までの7118人の北京市民(他省出身者を含む)を対象に行なった。結果、回答者のうち、自己の幸福度を90点以上とした人は31.6%、60点~89点とした人は61.1%、60点以下とした人は7.3%だった。うち、北京市郊外の区?県の市民の幸福度は80.5点で、市内中心部に比べて4.5点も高かった。この原因として、市内中心部は郊外よりもにぎやかではあるが、生活環境としては狭くてごみごみしていること、とりわけ交通状況の悪さが挙げられる。

月収別に見ると、幸福度は(1)4000元未満の場合、所得の増加に伴い上昇する(2)4000元に達すると、起伏を繰り返しながら上昇し、5000元~7000元の中所得者が最も高くなる(3)7000元を超えると下降し始める(4)1万5000元~2万元になると、幸福度が確定的でなくなり、平均すると1000元~1499元の所得層と変わらなくなる――ことがわかった。また、年齢別に見ると、中年層が最も幸福感が低く、高齢者層(66歳~70歳)が最も高かった。

このほか、于報道官によると、社会矛盾の中で最も深刻な問題は貧富の格差であり、北京市の1人当たり可処分所得は、2005年度で都市部の人々のそれが農村部の2.25倍となっている。

「人民網日本語版」2006年10月15日

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