中国国家発展改革委員会の欧新黔副主任は15日広州で、「中小企業は、中国の国民経済における重要な一部であるが、現在多くの困難と問題に直面している。中国はこれから、その発展を促すため、中小企業に対する政策面での支援を一段と強化していく」と表明しました。 これは、欧新黔副主任がこの日行われた中国と日本中小企業サミットで述べたもので、欧新黔副主任はこの中で、「今後中国は、中小企業の市場参入を緩和或いは規範化し、中小企業が国有企業改革や公共事業、インフラ施設などの分野に参入することを奨励する。また、金融サービスを改善し、中小企業に対する直接的な融資ルートを拡大する。そして、さらに知的所有権の保護システムを整備し、中小企業の創業と革新の意欲を向上させていきたい」と述べました。 統計によりますと、現在、中小企業が中国企業の中に占める割合は99%に達しており、また中小企業が作る製品とサービスの価値は国内総生産の6割以上を占めているということです。 「中国国際放送局 日本語部」 2007年9月17日 |