国華能源投資有限会社が手がけている20万キロワット国家クラス特許風力発電プロジェクトが先般、江蘇省東台市で正式に着工した。このプロジェクトは、現在までのところ、中国の風力発電プロジェクトの中で、規模が最も大きなものである。 プロジェクト建設業者によると、風力発電特許プロジェクトは、中国の大型風力発電プロジェクト建設のモデルとなっている。このプロジェクトの建設には、風力発電プロジェクト入札募集の方式で競争原理が導入され、これはコストダウンや電気料金の低下につながるだけでなく、風力発電設備の国産化の促進、グリーン電力の競争力の向上を図る上で、大きな意義がある。 これまでに、デンマークの世界最大の風力発電企業が取り組んだ風力発電プロジェクトの最大発電容量は16万キロワットであった。しかし、江蘇省東台市のこのプロジェクトの発電容量は20万キロワットに達し、投資総額は17億元、年間発電量は約4億キロワット時で、このプロジェクトの第1期工事は2007年上半期に完工する予定で、発電容量は5万キロワットとなる。 2005年4月、江蘇省東台市20万キロワット風力発電プロジェクトは入札募集の段階に入った。熾烈な競争の中で、国華能源投資有限会社は総合点1位の成績で落札した。 また、国華能源投資有限会社は、10年~15年をかけて、東台地域において100万キロワットの風力発電プロジェクトを完成させる計画。 「チャイナネット」2006年6月30日 |