農業部の孫政才部長は16日、上海市で農産品の品質安全確保に向けた作業を監督?指導した際、今年9月から12月にかけて全国で展開する農産品の品質安全確保作業の期間中、「9つの100%」措置を打ち出し、農産品の安全性を根本的に確保するとの方針を明らかにした。「9つの100%」の内容は次の通り。 (1)農薬や栽培農産品の整備作業では、ルールに反した生産や販売、毒性の高い農薬5種(メタミドホス、パラチオン、パラチオンメチル、モノクロトホス、ホスファミドン)の使用を禁止し、押収した農産品を100%処分する。 (2)無公害農産品生産モデル基地、農業標準化モデル基地での残留農薬検査率100%を達成する。 (3)畜産品の調整作業では、飼料添加剤の生産許可証獲得企業の検査率100%を達成する。 (4)獣薬?生鮮ブタ肉生産の整備作業では、獣薬生産企業の医薬品管理規定「製造管理及び品質管理規則」(GDP)認定率100%を達成する。 (5)重大動物疾病のワクチンメーカーの監督検査率100%達成する。 (6)水産品の残留農薬整備作業では、健康養殖モデル養殖場、輸出原料報告基地、無公害水産品メーカーなどにおける、生産?薬品使用?販売の100%記録システムをうち立てる。 (7)種苗生産機関の許可証に基づく生産率100%を達成する。 (8)ウイルスなどの陽性サンプルの原因解明および問題解決率100%を達成する。 (9)農産品卸売市場の整備作業では、全国大中都市の市場を100%モニター範囲に組み込む。 「人民網日本語版」2007年9月18日 |