商務部が18日発表した主要消費財600品目の需給状況についての調査結果によると、今年下半期には主要消費財5品目(ブタ肉、ブタ骨付きあばら肉、ピーナツオイル、大豆油、菜種油)が1998年以来9年ぶりの供給不足になることが予想される。調査結果の分析では、今年の社会消費財小売総額を前年比約15%増加の8兆8千億元、消費者物価指数(CPI)の前年比上昇率を約4%と予測する。「新京報」が伝えた。 今年下半期の消費財市場は需給バランスが強化され、価格は全体として緩やかに上昇する見込み。 供給過剰の進行が予想されるのは、電器製品、アパレル?ファッション製品、靴、帽子、腕時計、眼鏡などの工業製品を中心とする109品目。 上半期の都市部住民の一人当たり平均可処分所得の実質増加率は14.2%、農民の現金収入の実質増加率は13.3%だった。収入の伸びが消費財市場における売り上げの急増をもたらした。1~7月の社会消費財小売総額は4兆9千億元で前年同期比15.5%増加し、1997年以来最高の増加率となった。経済周期や疫病などの影響により、ブタ肉などの副食品が供給不足となり、価格も上昇したが、商品市場の調整?バランス力が一層強化されたため、全体的な需給関係は基本的に安定を保った。 下半期の国民経済は引き続き急成長を維持し、中?低所得層の消費意欲が引き続き高まり、証券市場の隆盛による「豊かさの刺激」がさらなる消費ニーズの伸びをもたらすことが予想される。 「人民網日本語版」2007年9月20日 |