安保理議長として国連本部でブリーフィングを行う王光亜国連大使 中国の王光亜国連大使は4月1日から、国連安全保障理事会の議長を担当する。中国が議長国を務めるのは1年ぶり。 王大使は4日、最初の安保理全体会議を召集し、会議は4月の安保理活動計画を可決した。王大使は会議後のブリーフィングで、安保理の活動のスケジュールについて説明した。 王大使は「安保理常任理事国および4月の議長国として、中国は引き続き『国連憲章』の主旨と原則を順守し、公正?民主?透明の精神で、安保理による地域の重要問題の解決を促し、『国連憲章』が与える世界の平和と安全の保護という神聖な職責を履行する」と述べた。 次期国連事務総長の選出について、王大使は、安保理の4月の活動が主に二国間の非公式協議などであるため、次期事務総長の選出計画について検討する時間はないと説明。「この問題は、細かい考慮と共通認識の形成が必要だ」と述べた。また、次期事務総長は、今年9月か10月に決まる可能性があるとの予測を示した。 「人民網日本語版」2006年4月6日 |