先般、商務部の薄熙来部長は、中国(太原)国際石炭?エネルギー新産業博覧会サミットにおいて、中国は世界のエネルギー安定供給に重要な貢献をしており、中国のエネルギー協力分野には大きなポテンシャルが存在し、中国のエネルギー輸入量の増加は、エネルギー輸出国の収入増を促すことを明らかにした。 薄商務部長は次のように述べた。 中国はエネルギー消費大国であり、またエネルギー生産大国でもあり、輸出大国でもある。全般的に見ると、中国のエネルギー自給率は一貫して90%以上を維持しており、世界のエネルギーの安定供給にも重要な貢献をしている。この6年、中国は累計で石炭5.1億トン及び大量のコークスを輸出しており、輸出関係国の鋼鉄企業に、重要な原料を提供している。 今後、長期間にわたり、中国経済は引き続き高成長を保っていくと見られている。このことは直接中国のエネルギー輸入量を増加させ、エネルギー輸出国の収入増を促すに違いない。また、クリーン?エネルギーや再生可能エネルギーの発展、省エネに関する技術革新などの分野にも、たくさんのビジネスチャンスが存在している。 さらに、中国は省エネ?排出削減の分野に投資する外資系企業に対して、政策上優遇措置を取っており、各国の実力のあるエネルギー企業が中国に投資し、中国企業とさらに協力を深めることを望んでいる。 中国は石炭及びエネルギーの持続的な発展を重視しており、省エネを基本的な国策に組み入れている。2006年、中国の単位GDPあたりのエネルギー消費量は前年比1.23%減となり、これは、二酸化炭素(CO2)の排出量を7400万トン削減したことになる。 ?チャイナネット?2007年9月21日 |