9月23日午後、「中国翻訳年鑑2005-2006」の披露式?「大手の翻訳家、翻訳を論じる」というシリーズの講義が北京の王府井書店で催された。中国翻訳協会の劉席良会長、「中国翻訳年鑑2005-2006」の編集責任者の趙常謙氏、外文出版社の呼宝民社長、外交学院の範守義教授、ベテラン翻訳家である唐文生氏が披露式に出席し、あいさつを述べた。その後、ベテラン翻訳家である屠岸先生が翻訳についてのすばらしい講義を行った。 中国翻訳協会が編集した「中国翻訳年鑑2005-2006」は9月に外文出版社から出版され、中国の翻訳史上初となる中国翻訳業界の発展現状の全般的記録であり、中国翻訳業界の最新成果を示す大がかりなツールブックであり、今年の「国際翻訳デー」や来年催される第18回世界翻訳大会への「プレゼント」でもある。「中国翻訳年鑑2005-2006」は約100万字に及び、法律?法規、スペシャルレポート、翻訳業界要覧、翻訳業界関連出版物、翻訳業界の組織?機構、翻訳業界に属する人物、事業年表、資料?統計、国際翻訳界について、付録など11章及び数多くのコラムが含まれている。内容が豊富なコラムには、2005から2006年にかけての中国翻訳業界の重大イベント、国際的往来、理論についての研究、科目の整備、翻訳サービス、人材トレーニングなど基本的な情報が含まれている。その中の、「資料?統計」というコラムでは初めて1980年から2006年にかけての権威のある部門による中国の翻訳者についての統計を社会に向けて発表した。 中国翻訳業界における初めての年鑑として、2005年から2006年までの完全な資料を収録したばかりでなく、中国翻訳協会が1982年に発足してからの23年間分の中国翻訳業界の貴重な史料をまとめたものでもあるので、権威性、史料性、資料性、実用性を一体とした中国翻訳業界の百科全書と言っても過言ではない。 「チャイナネット」 2007年9月25日 |