向こう15年間に、中国は情報化建設の推進に力をいれ、情報技術を十分活用して、経済成長の質と効果を向上させることにしている。 これは、このほど発表された中国の『2006ー2020年国家情報化発展戦略』の中で明らかにされたもの。 この文書は「ここ数年来、中国の情報化が急速に発展している。現在、中国の電話利用者、ネットワークの規模はすでに世界1位となっており、インターネットの利用者数も世界2位にランクされている。しかし、中国の情報技術の自主的革新能力は不足しており、情報技術の応用レベルもなお低く、情報セキュリティ問題も深刻である」と指摘している。 計画によると、今後、中国は引き続き行政事務のデジタル化を進め、競争力のある情報産業の育成を加速すると共に、人材の育成にも力をいれ、国民全体の情報技術応用能力の向上を図る方針。 「CRI」より2006年5月9日 |