国務院常務会議が10日、温家宝総理の主催で行われた。会議は高等教育事業の関連報告を聴取し、「情報ネットワーク伝播権保護条例」(草案)を審議し原則可決した。 会議は、高等教育の発展には次の5点の活動を徹底する必要があると指摘した。 (1)経済と社会の発展の需要に基づき、学校の規模を合理的に定め、学科の構成や専攻の設置を調整し、人材が不足した分野での人材育成を加速し、各大学がレベルと特色を備えた教育を行うよう奨励する。 (2)学生本位の姿勢で、社会のニーズに沿って、資質の高い人材を育成することを目標として、高等教育機関の改革を深化させ、高等教育の質を保証するメカニズムを構築し、整備する。 (3)教員の全体的な資質を引き上げ、啓発型の教育を行う。学生の社会的責任、実践能力、創造精神の育成を重視する。 (4)大学における科学技術開発と人材育成を密接に結びつけ、科学研究と開発の能力が向上するよう推進する。 (5)大学の内部管理を一層強化し、校風や学習姿勢、制度の形成を推進し、学生の健全な成長とキャンパス内の調和を確保する。 「人民網日本語版」2006年5月11日 |