外交部の劉建超報道官は30日の定例記者会見で、記者の質問に答えた。 ――日本の麻生太郎外相が今日、7月にマレーシアで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム閣僚会合の期間中に再度中国と外相会談の場を持ちたいとの希望を述べた。中国側はどう受け止めるか? 中日両国の外相はドーハでの会談を開催したばかりだが、この会談は有益なものだった。さらに重ねて会談を行うかどうかについては、外交ルートを通じた交渉で決めていく必要がある。中日関係の問題については、われわれは中国の立場を何度も説明している。われわれは、日本の指導者が靖国神社に参拝している問題を穏当に解決することが、中日関係にとって非常に重要な問題で、中日関係の政治的基礎に関わることだと認識している。中日関係の改善と発展を実現するには、これは避けて通れない問題だ。われわれは双方の交流が中日間の重要な問題の解決の助けとなり、中日関係の改善と発展に必要な環境を作り出すことを望んでいる。 「人民網日本語版」2006年5月31日 |