米国のラムズフェルド国防長官は3日、シンガポール開催されているアジア安全保障会議の席上で、「米政府は中国を世界のシステムにおける非常に重要な利益関係者と考えている。米中両国は終始、政治や経済、軍事における協力を強めており、互いの理解を深めている」と述べた。 ラムズフェルド長官はさらに、「中国は大きな潜在力を秘めた国であり、強力な経済成長率と勤勉な労働力を持つ」と指摘した。 米国とアジアの安全保障関係については「米国は現在も、今後も、永遠に太平洋の国だ。米国は、アジア地域に重点を置き、同地域との密接な関係を保つことを必要としており、また、そうするだろう」と表明。さらに「米国はこの地域の各国間の二国間、多国間の安全協力ネットワークが拡大することを願う」とした。 「人民網日本語版」2006年6月5日 |