曾培炎副総理が西南部四川省の成都で、「中国は、西部大開発をこれからも推進し、西部地域の全面的で持続可能な発展を促していく」と強調しました。 曾培炎副総理はこのほど、西部開発についての座談会を主催した際、「西部大開発は西部地域の各民族の人々にチャンスと実際の利益をもたらした。今後もインフラ整備と生態環境の保護を強化し、新しい農村作りに力を入れ、特色があり強みがはっきりしている産業を大いに発展させ、重点地域の発展を指導し、対内開放と対外開放を一層拡大し、民生の問題解決を重視していく」と述べました。 中国は2000年から、経済の発展が遅れている西部地域に対して大開発戦略を実施し始め、これまでの6年間に、西部地域のインフラ整備に合わせて1兆元を投資しています。 「中国国際放送局 日本語部」より2007/05/28 |