イギリスの「インデペンデント」紙の記事によると、このほど、イギリス政府は250ヵ所の言語類専門学校に勧告を下達し、「明日の言語」と言われる中国の標準語をカリキュラムに組み入れるよう求めた。 イギリス「専門学校?学院基金会」のセロ?テイラー会長は下院特別教育委員会の会議の席で、「中国の標準語はヨーロッパの言語に取って代わり、将来の数世代のイギリス人が使う重要な言語の一つになろう。これまで、中国の標準語の学習が難しいという理由の一つは中国語の教師の不足であったが、今や、中英両国の学校間の交流はこの課題を解決するために役立っている」と語った。 テイラー会長によると、同基金会はイギリスの2600余ヵ所の公立中学校を代表して中国政府と取り決めを結び、年間、中国から200人の中国語教師をイギリスの学校へ招くことになった。また、双方は両国の生徒の交流を促すために力を入れている。 イギリスには、4000人の生徒が普通の中学校卒業証書を取得するために中国の標準語を勉強している。しかし、そのほとんどは中国系の生徒である。テイラー会長はその範囲がさらに拡大されることを願っている。 イギリスのブライトン学院のリチャード?カイエン学長は「言語の重要性によって順序を決める場合、中国の標準語はドイツ語よりも重要なものである。そのため、ブライトン学院はイギリスで始めて中国語を必修科目にした」と語った。ブライトン学院はイギリスの南部に位置し、2006年9月から、中国語が同学校の必修科目となっている。 「チャイナネット」 2007年5月28日 |