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日中経済協会、両国関係の調和と革新を希望

投稿時間:2007年08月08日閲覧数:
日中経済協会が設置した「21世紀日中関係展望委員会」は14日に建議書を発表し、日‥

日中経済協会が設置した「21世紀日中関係展望委員会」は14日に建議書を発表し、日中両国関係が調和?革新に向けて発展することを希望するとした。

建議書は、「日中関係は世界で最も重要な両国関係の1つであり、国際社会の中で、重要な責任を負っている」と指摘。「日中両国は新たな観点から協力の方向を探っていくべきだ。両国はまた、米国、EUなどと対話?協力を強め、覇権主義に反対し、世界の平和と秩序を守るべきだ」としたほか、日中両国に対して技術移転と研究開発を強めるよう呼びかけた。また「日中両国はともに努力し、東アジアの共同繁栄を目的とした経済連合を強め、戦略的互恵関係の構築に力を入れるべきだ」と指摘した。

また建議書は最後に、「日中両国は、調和的かつ革新的な関係を築く必要がある。すなわち、政治的には互いに信頼し、経済的には互いに協力し、文化的には互いに激励し、技術的には互いに切磋琢磨し、人材的には互いに育成し、各レベルで密接な交流を行う必要がある」とした。

日中経済協会は日中友好の7団体の1つで、会長は張富士夫?トヨタ自動車会長。「21世紀日中展望委員会」は2002年に発足し、ほとんど毎年日中関係に関する研究報告を発表している。委員長は福川伸次?日本元通商産業事務次官。

「人民網日本語版」2007年6月17日

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