第16回世界経済フォーラム東アジア会議が24日、シンガポールで開かれました。 今回会議のテーマは「アジアの世紀のための指導力を」です。26カ国の政府や商工業界、それに学界の300人あまりの代表が、アジアの発展や、アジアがグローバル化の中でどのようにして、より大きな指導的役割を果たしていくかなどについて討議します。 フィリピンのアロヨ大統領は開会式で、「東アジアには、指導力を持つ国が多くある。また、ASEAN?東南アジア諸国連合のような組織も、世界で指導的な役割を果たすことができる。政治や経済の大国になりつつある中国とインドは、その周辺諸国に対して、指導の責任がますます大きくなっている」と述べました。 また、「東南アジア諸国連合は、東アジア一体化プロセスで指導的な役割を果たすだろう」との見解を示しました。 「中国国際放送局 日本語部」より2007年6月25日 |