国家林業局耕地森林化弁公室の張鴻文主任はこのほど、「1999年の耕地を森や草地に戻すというプロジェクトが全面的にスタートしてから去年末までに、中国は合わせて1300億元(日本円で約2兆155億円)を投資して2400万ヘクタール余りの耕地を森林などに戻した」と発表しました。 張鴻文主任は東北部の瀋陽市で開かれた関係会議で、「今後数年、長江と黄河流域などの水土の流失が深刻な地域や、風と砂塵がひどい北部地区で、耕地を森や草地に戻すプロジェクトを引き続き実施する。これは主に山腹にある傾斜している耕地や砂漠化が深刻な耕地で、地元での生長がよく、生態効果のある樹木を植えることだ」と述べました。 耕地を森や草地に戻すプロジェクトは、中国では投資額が最も多い生態整備プロジェクトで、これまで全国25の省と自治区で実施されています。 「CRI」より 2007/02/07 |