人材派遣会社、ECA Internationalは6日、最新の世界給与動向調査報告を発表した。北京の日刊紙「京華時報」が伝えた。 調査は45の国と地域を対象に行われ、2007年に給与増加率の最も高い5つの国と地域はすべてアジア地域にあると予測された。インドの給与増加率は7%に上昇し、上昇率は世界1位となる見込み。インドネシアと中国が6%でそれに続く。フィリピンとタイが4%で第4、5位。シンガポールが2~3%で12位、日本は17位となる予想だ。 アジア地域以外に増加率が大きく上昇すると予想されるのがスロバキアで3.5%。米国はわずか1.1%と見込まれる。 アジア地域の国々の給与増加率が高いのは、現地経済の好調な発展によるものだ。多くのアジア市場で、急速な発展による人材不足がみられ、さらに給与の増加を刺激するだろうと予測される。また、インフレ率の低下も人々の購買力を増加させる。 「人民網日本語版」2007年2月9日 |