中国の考古学者はこのほど、中国西北部にある陜西省の宜川市で今から2万年あまり前と見られる大型村落の遺跡を発見した。 この発見は去年の中国での6大考古学発見の一つだと見なされている。 この村落の遺跡では、火を使ったところが20カ所あり、2万点以上の石製の生活用品や動物の骨格などが見つかった。初歩的なデータとその周辺のその他の遺跡に対する測定の結果、この遺跡はいまからおよそ2万年から1万5000年前のものだと断定された。 これについて、専門家は「この考古学発見は中国の北方地区における農業の起源及び黄河中流地区の旧石時代から新石時代への移り変わりなどの学術課題の研究にとって重要な意義がある」と話した。 「CRI」より2007年2月11日 |