中国地質調査張洪濤副局長は今日、「7年間にわたるチベット高原地区の地質調査によって、数万点の古生物化石が発見された。これらの発見は世界のチベット高原地質研究の主要な傾向に重要な意義を持っている」と述べた。 中国南西部に位置しているチベット高原は、チベット族自治区、青海省、新疆ウィグル自治区、甘粛省、四川省、雲南省6つの省にまたがっており、総面積260万平方キロに達している。 張副局長は「豊富な鉱産資源が埋蔵されているチベット高原は世界で最も若く、また標高が最も高い高原で、地球環境の変遷史における最も重要な地質の変化を記録している。チベット高原の開発は中国の西部大開発戦略の重要な一部であり、国家経済安全と鉱産資源の保証に関わる」と述べた。 張副局長はまた「数万点の古生物化石の発見によって、科学者達は多くの岩石年代学の資料を得た。これは国土資源計画、鉱産資源調査、環境評価、地質科学研究などの分野で重要な意義を持つ」とした。 「CRI」より 2007年2月15日 |