3月29日、中国国際放送局の主催による「中日ネット対話」が北京、東京間で催された。 今回の対話は「中国人と日本人、どう付き合えばいいか」をテーマとして、中日両国の四人のパネラーはそれぞれ、北京と東京で、インターネットと中日両国のネットユーザーとともに、両国国民が生活、文化と思考様式などでの異同について議論をくりひろげた。 パネラーとして対話に参加したのは、それぞれ中国の日本語月刊誌「人民中国」の王衆一編集長、北京在住の日本語中国語通訳の田中奈美さん、法政大学の福田敏彦教授、フォト?ジャーナリストの于前さんである。パネラーたちは身近な例を挙げながら、異文化コミュニケーションの中で生じがちな問題を指摘し、中国人と日本人の相互理解について意見と提案をおこなった。ウェブサイトのユーザーからの質問をも受けて、日本の漫画、中国と日本の家庭生活、両国国民の物事に対する接し方などについても議論を行った。 今年は中日国交正常化35周年にあたる年であり、このイベントは、両国国民に交流の場を提供し、両国国民の間の相互理解とコミュニケーションを促進するために開催されたものである。 主催側によると、「中日ネット対話」は、2007年春、夏、秋、冬の四つの季節に一回ずつ、両国国民が関心を持つ話題を選び、ネット対話を行うことになっている。 「チャイナネット」2007年3月30日 |