3月15日、日本文化庁と国家放送テレビ総局の共催による「中日国交正常化35周年記念『2007年日本映画祭』」が北京で開幕した。中国国家ラジオ?映画?テレビ総局映画管理局の童剛局長、日本文化庁の近藤信司長官、日本大使館の井出敬二公使および中日映画界の監督と俳優たちが出席した。 中国国家ラジオ?映画?テレビ総局映画管理局の童剛局長は開幕式で、「2007年日本映画祭」の開催は、中国の人々にとって日本の映画及び日本文化をさらに知るための良いきっかけとなり、中日の映画関係者同士の交流と協力にとっても良い機会となる、と述べた。 日本文化庁の近藤信司長官は、「今回上映される日本映画の8つの作品は、日中両国のみならず万国共通の題材である若者の恋や悩み、夢などをテーマとした作品である。作品を通して中国の皆様には、現在の日本の風土や生活様式など日本の姿に触れていただき、両国の相互理解を深める機会となることを願っている」とあいさつをした。 日本の人気俳優のいしだあゆみさん、藤竜也さん、三原光尋監督、根岸吉太郎監督、脚本家の加藤正人氏などが開幕式に出席した。 記者会見で、日本の監督と俳優たちは中国への思いを語った。『村の写真集』の三原光尋監督は、「中国の映画をたくさん見て、中国の旅をしていて、中国からいろいろなエネルギーをもらった。この映画の原点が中国である」と語った。『天国は待ってくれる』から中国の観客に何を読み取ってもらうかと質問された時、いしだあゆみさんは「張芸謀監督の『初恋』のように、ゆったりとしたやさしい気持ちになれるといいと思う」と答えが返ってきた。 中国の著名な霍建起監督と人気俳優の周迅さんは今回の映画祭の「国際映画文化交流イメージ大使」として開幕式に出席した。 日本映画祭は3月15日から18日まで、8つの日本映画が上映されることになっている。それぞれ『村の写真集』『天国は待ってくれる』『いちご同盟』『がんばっていきまっしょう』『雪に願うこと』『HINOKIO』『ニライカナイからの手紙』である。 「チャイナネット」2007年3月16日 |