関係筋によると、2006年にアメリカの対中輸出額は32％増となり、より多くのアメリカ人が中国に長期滞在するとともに、アメリカ国内では中国語勉強のブームが盛り上がっている。これは20世紀80年代の日本語勉強のブームとはまったく同じものである。アメリカの企業家たちは、中国語を「ビジネスのための言葉」と見なしているので、子供たちに中国語の勉強を大いに奨励している。

クォンタム?ファンドの草分けといわれるジョージ?ソロス氏は三歳の娘さんの中国語勉強のため、すべてのインテリアや家電製品に中国語の名称が書かれたタグを貼り付け、アメリカの中国語紙を通じて中国の標準語を話せるベビーシッターを募集し、週末のパーティーには娘さんを中国語を話せる子供たちと遊ばさせることにしている。

「Nine West」のブランドで著名な「Jones Apparel」グループのポール?プレスラー氏は今年から毎朝8時に中国語の塾に娘さんを送り、「世界経済に及ぼす中国の影響力がより大きくなっているので、今後、中国語の能力はビジネスでの競争力を確保する重要な要素でもある」と語っている。

「チャイナネット」 2007年3月26日