中日歴史共同研究委員会の第2回会合は20日、2日間の日程を終えて東京で閉幕した。両国の研究者は「中日共同声明」「中日平和友好条約」「中日共同宣言」の3件の政治文書の原則に従い、「歴史を正視し、未来に向かう」精神で、今後の作業と議題について十分な議論を行った。 両国の研究者は友好的な雰囲気の中、率直かつ誠意ある意見交換を行い、共同研究の具体的テーマについて合意した。双方は「古代?中近世史」と「近現代史」の両分科会に分かれて中日関係史における重大な問題を研究することを決定。「古代?中近世史」分科会の3つのテーマと6つのサブテーマを定めたほか、「近現代史」分科会では近現代の中日関係を3つの時期に区分し、計9つのテーマについて研究する。これらのテーマは両国の2千年余りの交流史、近代以降の不幸な歴史、および戦後半世紀余りの両国関係の発展の過程をカバーする。双方の委員は、十分な研究と討論を行った上で、今年12月の第3回会合までに各テーマについて各自の研究成果をまとめ、来年6月の第4回会合までに十分な討論と修正を行った上で、共同研究報告書をまとめることで合意した。 「人民網日本語版」2007年3月21日 |