パンダの身体的特徴

パンダは熊と似ていますが、熊ではありません、頭が丸くて、体が大きいで、尾は短かく、両手両足がごつくしっかりしています。成年の雄パンダの体長は150～180cm、尾は12～16cm、手の長さは65～70cm、体重は64～125kgです。
雌パンダは雄パンダよ10％～20％小さいです。
パンダ全身の色は白と黒の二通りしか見えないが、目の周り、耳、肩、両手、両足だけが黒色になっている以外、全てクリーム色です。

パンダの生息地域

パンダは絶滅に瀕している動物であり、生きている化石とも呼ばれています。
パンダは中国国家第１種類の重点保護動物でもあります。
パンダは主に四川省西北部、西部及び西南部に生息しているが、一部は甘肅省東南部から陜西省南部にかけての高山地帯にもいます。
2006年、生育センターなどで飼育中のパンダは計217頭で、野生パンダでは約1590頭います。この数は80年代末より約40％増えている。
パンダは海抜3,600ｍ以下の森林地帯で暮らしています。
特に海抜1,300ｍ～3,600ｍの湿気の多い常緑広葉樹と落葉広葉樹が茂る森林地帯、針葉樹と針葉広葉樹が茂る森林地帯は主要な生活地帯です。
その中、笹がある針葉樹と広葉樹を混じている森林地帯が生育します。

パンダの飲食

パンダは肉食動物に属していますが、主食は笹と竹の子です、キュウイなどの果物も食べます。
まれに昆虫や小動物も餌として食べます。パンダは水を飲むことも好きで、1日少なくとも１回は水を飲みます。

パンダの繁殖

パンダの発情期は1月下旬から５月中旬まで、1年1回しかありません。
パンダの雌が妊娠できる状態にあるのは、わずか2日だけで、妊娠期間は97日～163日間です。 出産は通常１頭のパンダを産み、野生のパンダが双子を産むことは多いです。

生まれたばかりの赤ちゃんパンダは体重がわずか90ｇ～130ｇ、体長は10ｃｍ～15ｃｍで、親の1000分の1の大きさに過ぎないです。
生後5，6ヶ月経った時点で子パンダは笹を食べ始め、生後8、9ヶ月で離乳し、生後約18ヶ月で、親離れをし始めます。
雌は4～5歳、雄は6～8歳で生殖可能となります。

パンダの生活の特徴

パンダは木登りが得意ですが、降りるのが苦手でよく木から落ちます。
木に登ることは「休憩」や「危険回避」の合図ですが、時々「求愛行動」の合図にもなります。

基本的にパンダは発情期以外は一人暮らしです。
一日の睡眠時間は10～16時間であり、冬ごもりはしません。
行動範囲はいつも５キロ平方メートル以内で、同じ道を歩くのがすき。
異常な音を聞いた時、すぐ逃げる臆病なところがあります。