中華門
中国旅行ガイド

中華門

南京城を代表する城門

世界遺産 世界遺産 南京 江蘇省 写真 2 枚

概況:
中華門(ちゅうかもん)は、南京市秦淮区にある南京明城墙の正門で、中国に現存する規模が最大の城門です。元は「聚宝門(しゅほうもん)」と呼ばれ、明代の洪武2年から8年(1369年~1375年)にかけて、南唐時代の城門の基礎の上に拡張されました。東西の幅が118.5メートル、南北の長さが128メートルあり、総面積は約1.5ヘクタールに及びます。3つの瓮城(かんいじょう)と4つの券門からなる「目」の字形の構造が特徴で、それぞれの城門には門閘(もんこう)と千斤閘(せんきんこう)が設置され、防御機能が極めて優れていることから、「天下第一瓮城」とも称されています。城壁内部には合計27個の藏兵洞(ぞうへいどう)が設けられ、かつては3000人以上の兵士や物資を収容することができました。1988年には全国重点文物保護単位に指定され、中国明清城墙の世界遺産暫定リストにも登録されています。

見所:
三つの瓮城と藏兵洞:3つの瓮城と27の藏兵洞からなる複雑な構造は、古代の高度な軍事防御思想を物語っており、見応えがあります。
城壁からの眺望:城壁の上に登ると、内秦淮河と外秦淮河、長干橋と鎮淮橋、そして老門東と老門西の古い街並みを一望できます。
堅固な建築技術:城壁の基礎には巨大な石材が使われ、壁体は城磚で築かれ、糯米汁(もちごめじる)と石灰、桐油を混ぜた接着剤で固められ、600年以上を経た今もその堅牢さを保っています。
歴史の痕跡:城内には明代から民国時代に至るまでの歴史的遺構が数多く残り、南京の長い歴史を感じさせます。

入場料:
大人の入場料は50元です。学生および60歳から69歳の老人は半額の25元で入場できます。70歳以上の高齢者と身長140cm以下の子どもは無料です(保護者の同伴が必要)。

営業時間

開放時間は通年で8:30から17:00までとなっています。一部の情報では夜間も開放される場合がありますが、訪問前には公式の発表をご確認になることをお勧めします。

アクセス

住所:
江蘇省南京市秦淮区中華路南端、長干橋の北側に位置します。

公共交通機関:
地下鉄:南京地下鉄1号線の「中華門」駅で下車し、徒歩すぐです。
バス:2路、16路、49路、63路、202路などの路線バスに乗車し、「中華門」バス停で下車します。

旅のヒント

城壁の上は風が強い日が多いため、特に小さなお子様連れの方は、転落などに十分ご注意ください。城内の階段や石畳は滑りやすいことがありますので、歩きやすい靴でのご来場をお勧めします。
貴重な文化財を保護するため、城壁や石碑に落書きをしたり、傷つけたりすることは固く禁じられています。
最新の開放状況や特別イベントについては、訪問前に公式サイトや現地の情報でご確認されることをお勧めします。

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