中国最北のパンダ館で観覧客を魅了するパンダたち

時間:2024-12-26 15:06作者:z閲覧数:

中国亜布力(ヤブリ)パンダ館

黒竜江省に位置する中国最北のパンダ館「中国亜布力(ヤブリ)パンダ館」を今月19日の午後に訪れた際、ジャイアントパンダの「思嘉(スージア)」は屋内で、もう一頭の「佑佑(ヨウヨウ)」は雪に覆われた屋外で、竹や竹の葉を楽しそうに食べていました。ふっくらとした体形の二頭は、その愛らしい仕草で多くの観覧客を魅了していました。 

パンダの「佑佑」(撮影・張澍)

パンダの「佑佑」(撮影・張澍)


 来館した観光客の中には、「雪が積もった外ではパンダが寒がっているのでは?」と心配する声もありました。

パンダの「思嘉」(撮影・張澍)

パンダの「思嘉」(撮影・張澍)


それに対して、館長は「パンダを屋外に出すかどうかは天候によります。気温だけでなく、飼育員は体感温度も測定しています。もし強風が吹いていれば、外に出さない方が良いでしょう。今年で『思嘉』は18歳、『佑佑』は16歳になりました。2016年にこの施設に来た二頭はすっかり『東北パンダ』として馴染んでいます。中国東北地方の方言も理解していて、『ご飯だよ』と呼ぶとすぐに反応します」と笑顔で語りました。