谷村新司さん死去、74歳[音楽を通じて中日友好を促進していた名歌手]
時間:2023-10-17 07:34作者:m閲覧数:
16日付の「日本経済新聞」によると、日本歌手の谷村新司さんが8日、74歳で亡くなった。 今年3月、谷村新司は腸炎の手術を受け、闘病を続けていた。
日本の "人間国宝 "歌手である谷村の死は、日本中に大きな不安をもたらした。 日本の映画監督、竹内涼氏は記事の中で、谷村は音楽を通じて中日交流を促進した先輩であり、インタビューする機会がなかったのは残念だと述べている。
1948年大阪府生まれの谷村新司は、その生涯で「昴」「花」「ロマンチック鉄道」など数多くの楽曲を作曲・歌唱し、中でも「昴」はアジア諸国や日本以外の地域のファンに愛されただけでなく、さまざまな言語バージョンにアレンジされ、広く親しまれた。 テレサ・テン、ジャッキー・チェン、ルオ・ウェン、アラン・タム、アニタ・ムイ、レスリー・チャン、アーロン・クォック、レオン・ライといった中国の歌手が谷村新司の作品をカバーして歌っているという。 また、山口百恵など日本人歌手の作詞・作曲も手がけ、NHKの紅白歌合戦にも何度も出場していた。
谷村新司は中国との関係も深く、中日間の文化交流の促進にも力を注いでいる。1981年に中国の舞台でデビューし、2004年には上海音楽院の常任教授に任命された。2010年には上海万博の日本広報大使も務め、開会式で名曲「昴」を歌い、観客に忘れられない思い出を残した。