「普洱景迈山古茶林文化景観」が世界遺産リストに登録
時間:2023-09-19 22:27作者:m閲覧数:
2023年9月17日15時33分、サウジアラビアのリヤドで開催されたユネスコの第45回世界遺産大会にて、中国の「普洱景迈山古茶林文化景観」が世界遺産リストに登録され、中国の世界遺産の数は57件となりました。これは全世界で初めての茶テーマの世界文化遺産となります。
「普洱景迈山古茶林文化景観」は、雲南省普洱市澜沧ラフ族自治県に位置しています。遺産地区には古い村や城壁、古い茶畑、防護林が含まれ、2つの川と急な谷に囲まれ、入出りは1つの道路のみとなっています。これは一体となった「茶山」として独立しています。
景迈山は海抜1000mから1700mで、年平均気温は21.2℃、自然環境に恵まれ、土壌は肥沃で、茶の生育に非常に適しています。 公元10から14世紀、景迈山に暮らす民族の祖先は移住中に野生の茶の木を発見し、そこに村を築き、村の周りに茶の木を植えました。そして、長い間の探求により茶の木の生産特性を理解し、森林下での茶の栽培技術を確立しました。