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2012年10月11日に莫言はノーベル文学賞の受賞

投稿時間:2012年10月12日閲覧数:
2012年10月11日20:30ノーベル文学賞が中国の小説家、莫言氏(57)に決まったことを受け、同日、莫言氏の故郷である中国山東省の高密市で莫言氏の記者会見が開かれた。中国国際放送局が報

 

2012年10月11日20:30ノーベル文学賞が中国の小説家、莫言氏(57)に決まったことを受け、同日、莫言氏の故郷である中国山東省の高密市で莫言氏の記者会見が開かれた。中国国際放送局が報じた。ノーベル文学賞が受賞の後の反応は「狂喜して恐れ入る」、同時に“もっと頑張る”と発表した。

当世では多数の優秀な作家がいるけど、彼のような「若い」作家は受賞されるため、びっくりしたと“びっくりした”と莫言は言った。

「審査員の心をつかんだのは何だと思うか?」という質問に対して、莫言氏は「もっとも大きいのは作品の文学素質だと思う。これは文学の賞で、受賞理由は文学以外は考えられない。私の作品は中国文学だが、世界文学の一部でもある。私の文学は中国人民の生活、中国の独特な文化と風情を表している。同時に小説をとおして『一般の人間』というものも描写した。私の小説はずっと『人』の立場から『人』を表現している。このような作品こそ、地域、民族の限界を超えられると思う」と述べた。

「ノーベル文学賞の考え方」という質問に対して、莫言は「ノーベル文学賞は非常に重要な文学賞だけど、最高の賞ではなくて、審査員の考え方だけを代表する。私は自分の作品に非常に認める”、貴社の「ノーベル文学賞は貴方には何を意味しているか」という質問に対して、莫言は笑いながら「この期間は忙しくて記者会見することを意味する」と言った。

 また、同じく人気作家である日本の村上春樹氏に対して、莫言氏は「村上さんと直接会ったことはないが、メールや手紙などの交流はある。彼は独自の文学スタイルを創造し、自分が熟知している世界を作品で描写している。彼の作品は非常に優秀で、ノーベル賞受賞の資格がある」と語った。

 

莫言(ばくげん)、1955年2月17日生まれ、中華人民共和国の作家。本名は管謨業。ペンネームは「言う莫(なか)れ」から。略語「莫言」である。山東省高密市の出身、幼年は故郷の小学校で勉強、文化大革命でやめられて、実家の農業を手伝い。

1976年に人民解放軍に入隊している。解放軍の班長、書籍管理員、教員、幹事などに住職

莫言の作品の多くは中国の農村を舞台とし、リアリズムに立脚しつつ幻想的イメージが織り交ざった、マジックリアリズム文学と評される。

 

日本語訳の作品と刊行年

『赤い高粱』 (『赤い高粱』『赤い高粱(続)』徳間書店1989, 1990, 岩波書店, 2003)

『秋の水』 (『中国幻想小説傑作集』白水社, 1990)

『花束を抱く女』 (JICC出版局, 1992)

『蠅・前歯』 (『中国ユーモア文学傑作選 笑いの共和国』白水社, 1992)

『酒国 特捜検事丁鈎児の冒険』 (岩波書店, 1996)

『豊乳肥臀』 (平凡社, 1999)

『至福のとき』 (平凡社, 2002)

『白い犬とブランコ』 (日本放送出版協会, 2003)

『白檀の刑』 (中央公論新社, 2003)

『四十一炮』 (中央公論新社, 2006)

『転生夢現』 (中央公論新社, 2008/2)

『牛 築路』 (岩波書店, 2011)

『蛙鳴』 (中央公論社, 2011)

 

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