臥龍自然保護区
国家級の自然保護区であり、面積2000平方キロメートルと中国最大規模の動植物保護区である。1963年に設立されて以来、保護区の中には、ジャイアントパンダやレッサーパンダといった野生動物や、活きた化石といわれるハンカチノキ(珙桐)やメタセコイア(水杉)などの珍しい植物を見ることができる。生息する動植物の種類は、野生動物30種、鳥類300種、植物は3000種とも言われている。見どころは何と言っても臥龍パンダ研究センターであり、1983年に保護区内に設置されて以来、このセンターはジャイアントパンダの保護・繁殖設備として機能している。設置当初は数頭に過ぎなかったパンダが、繁殖技術の開発の結果、現在では40頭にまで増えている。全世界で千頭と言われるパンダを絶滅の危機から救うためにも、このセンターが果たす役割は極めて大きなものとなっている。
中国語名:
卧龙自然保护区(wò lóng zì rán bǎo hù qū)中国語名の読み方:
ウオ ロン ズー ラン バオ フゥ チュイ英語名:
Wolongpanda
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