二王廟
都江堰の生みの親である李氷父子を祭るために、玉壘山のふもとに建てられた廟。南北朝時代に創建され、"崇徳祠"と名づけられたが、宋代以後の歴代の朝廷は二人を王として封じたため二王廟と言われるようになった。現存の建物は清代に修復されたもので、都江堰を守るように建てられている。李氷は秦の蜀郡守(知事)だったが、岷江の水利事業で功績をあげた。廟は緑に覆われ、大殿と後殿には二人の像があり、廟内の石壁の間に李氷治水の要領"深掏灘、低作堰"、"遇湾截角、逢正抽心"などが記されている。楼閣の最上階からは岷江の分流地点である魚嘴やつり橋の安瀾橋などが間近に眺められる。
中国語名:
二王庙(èr wáng miào)中国語名の読み方:
アル ワン ミァオ英語名:
Erwangmiao
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