南屏村

[黒多]県の南西4キロに位置する徽州建築が残る小さな村で、すでに1100年余りの歴史がある。人口1000人ほどの村内には、井戸が36箇所、明清時代の古民家が300近く残っている。村内には、封建社会の宗教観念を体現した祠堂が8箇所も残っており、“中国古祠堂建築博物館”といわれている。祠堂は、「家祠」、「支祠」、「宗祠」に分かれ、「家祠」には同じ姓を持つ直系親族が祭られている。家を建てるときは、自分の「家祠」を囲むようにして建て、「家祠」は「支祠」を囲み、「支祠」は「宗祠」を囲んでいる。村内は、72ある路地が縦横無尽に交錯し、高い壁に囲まれた路地が奥まで続き、まるで迷路のようだ。この村では、張芸謀監督の映画《菊豆》の80%の撮影が行われ、映画の中で、老楊の染坊として使用された「叙秩堂」や「葉氏祠堂」が見所となっている。また、《菊豆》以外にも、《復活的罪悪》、《南京的基督》、《大転折》、《徽商》、《風月》などの映画がここで撮影された。
中国語名:
南屏村(nán píng cūn)
中国語名の読み方:
ナン ピン ツン
英語名:
Nanping Village

南屏村の写真

南屏村についてのお問い合わせ
南屏村についてのご質問をどうぞ、24時間以内返信します、見積もりは何回も無料!
についてのお問い合わせ